読まないまま本だけがどんどん増える。。。読む本はたくさんあるのに、本屋が好きで。。、行けば必ず買ってしまう。最近なんかはネットという道具があるため、ボタン一つで家にいながら買い物ができてしまう。

このまま、引きこもりに。。。なんて、それはないけど、

今日やっと1冊本を読みました。ずっとずっと大切にしまっていた(違う)、

国境なき医師団:貫戸朋子

これは、その昔、課外授業ようこそ先輩(NHK)で放送された内容プラス@のことが書かれてるものです。1つの授業を作り上げるためのスタッフとのやりとり、その中で、貫戸先生の本音というのも垣間見えていました。今、なぜこの本を数ある未読の本棚から手にとったかというと、
あるメ―リスが回ってきたから。

それは、講演会の知らせ。今年の8月に貫戸先生の講演会がある。
でも仙台!!でも、このメ―リスをきっかけに私の中で止まっていた部分がまた動き出した。
貫戸先生は実は私の高校の大先輩です。たったそれだけのことでも、それを知ったときすごくうれしかった。勝手にひとりで嬉しかっただけですが。
貫戸先生は全然知らない一人の医学生をのモチベーションをあげてしまった。知らないうちに。

これってすごいことだと思いませんか??自分のやったことで、そんなつもりはなくても誰かを変えてしまった。これってすごいことだと思います。

この本にもそんなことが。

個人主義について。
相手を変えようとしてはいけない。自分がYESかNOかを決めるのだ。でも、なぜYESなのか、なぜNOなのかということまで説明できないといけない。理由があってこそ個人の意見は1つの意見として成立する。
もし自分とは違う意見の人でも。相手を変えることを考えてはいけない。受け入れることが大切なのだ。

でも、、、、一生懸命自分を信じて何かをやっていたら、それを見た人が変わることがある。敵だった人が突然味方になる。

と。かなり文章は変えてますが、内容的にはこんな感じ。
確かに、意見が合わない人はたくさんいる。
合わない人は正直しょうがないのだ。でもその人が間違っているわけではない(ちゃんとした理由がある場合)。
そういう時、相手を受け入れることが大事になる。
本の中の言葉
「無防備に心を開く」
素敵な言葉だな〜と思いました。これから使お!(笑)

相手を変えようと思って変えることは本当に難しい。自分だって人に言われて変わるか?て聞かれたら多分NOだ。
でも、何か一生懸命信念を貫いている人を見たときに、ふと「気づく」ことがある。そして、何かプラスの方に心が動く気がする。
この瞬間がまさに前述の「見た人が変わることがある」というものです。

これは、相手を変えるという時の「変える」とは全く違う。
この時は誰かに刺激された自分で気づいて「変わった」のだ。誰かに「変えられた」のではない。この瞬間、人間は受動的ではなく能動的に「変わった」のだと思う。

そう思うと。やっぱり、誰かを変えようと必死になるのではなく、自分をしっかり貫いて(自信を持って)生きていくことが、世界を変える第一歩になるんじゃないかと、、とても話を膨らませてしまいました。

自分に一生懸命になること。。。でもこれもまた、1.生物的欲求、2.物理的欲求、の次にくる3.精神的欲求の類に入るのかなぁ。
そうなると、これもまた、不平等の下に成り立つ単なるエゴなのかもしれない。

いったい自分はどういう人間になりたいのだろうか・・・
本を読めば読むほど。わからなくなる。

でも、また知ってることは増えた。
大いなる成長。